Webサイトは生き物だから。制作後の「困った」に寄り添い続ける、私たちのサポート姿勢について
株式会社東京コンテンツヒットです。 私たちはWebサイトを「納品して終わり」とは考えていません。むしろ、公開してからが本当のスタートであり、長く安全に使い続けていただくためのサポートこそが、私たちの商品の本質だと考えています。
今回は、弊社で制作・運用をサポートさせていただいているクライアント様から実際にいただいたご相談と、その解決プロセスをご紹介します。
スマホで送信するとエラーメッセージが出るんです…
ある日、クライアント様から緊急のご連絡をいただきました。
お問い合わせフォームなんですが、PCからは送れるのに、スマホで送信するとエラーメッセージが出て送れないようなんです。お客様からの連絡で気づきまして…
Webサイトにとって、お問い合わせフォームは「生命線」です。 せっかくサイトを見てくれたお客様が、連絡を取ろうとした瞬間にエラーで弾かれてしまう。これは大きな機会損失であり、クライアント様が焦るのも無理はありません。
私たちはすぐに調査を開始しました。
プロの診断:原因は「キャッシュ」と「セキュリティ」の衝突
調査の結果、環境とエラー状況は以下の通りでした。
- WordPressテーマ: SWELL
- フォームプラグイン: Snow Monkey Forms
- エラー内容: 送信ボタンを押すと「無効なアクセスです」と表示される
- 発生条件: スマートフォンのみ(PCは正常)
この「無効なアクセスです」というエラーメッセージと、「スマホだけ」という条件から、私たちはすぐに原因を特定しました。 犯人は、サイトを高速表示させるための機能「LiteSpeed Cache」でした。
なぜエラーが起きたのか?(技術的な話)
Snow Monkey Formsなどのフォームには、なりすましや不正送信を防ぐため、ページを開くたびに発行される「セキュリティトークン※」という仕組みがあります。
しかし、スマホのブラウザ上に「古いページの情報」が強力に残ってしまっている(キャッシュされている)と、送信ボタンを押した時に「合言葉が古い(=不正なアクセスだ)」と判断され、エラーが出てしまっていたのです。
LiteSpeed Cacheの設定画面にて、お問い合わせページのURLを「キャッシュ除外設定」に追加し、キャッシュを全クリアしました。 これにより、常に新しい「合言葉」が発行されるようになり、エラーは解消されました。
「東京コンテンツヒットさんに頼んでよかった」と言われるために
技術的な修正自体は、原因さえ分かれば数分で完了することもあります。 しかし、私たちの仕事は「バグを直すこと」だけではありません。「クライアント様の不安を取り除くこと」までが仕事です。
修正完了後、私たちは専門用語を並べ立てるのではなく、以下のようにご報告しました。
修正対応完了のお知らせ
【原因について】
Webサイトの表示速度を上げるための「一時保存機能(キャッシュ)」が、セキュリティ機能と干渉しておりました。 スマホの中に「古い合言葉」が残ってしまっていたため、安全装置が働いてロックがかかっていた状態です。
【対応内容】
お問い合わせページのみ、常に最新の状態を読み込む設定に変更いたしました。 私のスマホ端末でもテストを行い、正常に送信できることを確認しております。
クライアント様からは、 「理由がわかって安心しました!やっぱり東京コンテンツヒットさんにHPを作ってもらって良かったです」 というお言葉をいただきました。
単発の修理屋さんではなく、伴走するパートナーとして
実は、今回のようなご相談は、弊社で制作・管理させていただいているクライアント様限定の対応とさせていただいております。 「単発でここだけ直してほしい」というスポットのご依頼はお受けしておりません。
なぜなら、Webサイトは非常に複雑で、誰がどう作ったかによって中身が全く異なるからです。 私たちが今回すぐに原因を特定し、自信を持って修正できたのは、私たちが設計し、構築したサイトだからです。
「何かあっても、あそこの会社に聞けば大丈夫」
そう思っていただける安心感こそが、私たちが提供したい価値です。 これからWebサイト制作をご検討の方で、「作って終わり」ではなく「作ってからの安心」をお求めの方は、ぜひ東京コンテンツヒットにご相談ください。しっかりと伴走させていただきます。
伴走型サポート
単に言われた修正をするだけでなく、クライアント様のビジネスゴールを共有し、Web環境の側面から能動的に支え続ける私たちのサポート体制のことです。
セキュリティトークン
フォームの「なりすまし」や「不正送信」を防ぐための、その場限りの合言葉のようなものです。今回はスマホの中に「古い合言葉」の情報が残ってしまっていたため、ドアが開かない状態でした。

