WordPressでFAQの構造化データ(JSON-LD)を簡単実装!Structured Contentの使い方

ChatGPTやGoogleのAI検索に自社サイトを正しく認識してもらうための新常識として、「JSON-LD(構造化データ)」の重要性が高まっています。

本記事では、実際に手を動かすWeb運用担当者や制作者の方に向けて、専門的なコード(HTMLやJSON)を書かずに、WordPressで「よくある質問(FAQ)」のJSON-LDを実装する方法を解説します。

1. 導入するプラグインと選定理由

今回使用するWordPressプラグインは、「Structured Content (JSON-LD) #wpsc」です。

通常、構造化データを実装するには専門的なマークアップ知識が必要ですが、このプラグインを使えばブロックエディタ(Gutenberg)の専用フォームにテキストを入力するだけで、自動的に完璧なコードが出力されます。

【SEO SIMPLE PACKとの相性が
国内で非常に人気の高い軽量SEOプラグイン「SEO SIMPLE PACK」には、記事内にFAQの構造化データを出力する機能が標準で備わっていません。 そのため、「SEO SIMPLE PACK」でサイト全体の基本的なSEO設定を行いつつ、足りないFAQ機能だけをこの「Structured Content」で補うという組み合わせは、機能の衝突(バッティング)を起こさず安全に実装できるため非常におすすめです。

2. 実装ステップ

具体的な設定手順は以下の3ステップのみです。

STEP
プラグインのインストール
  1. WordPress管理画面の左メニューから「プラグイン」>「新規追加」をクリックします。
  2. 検索窓に「Structured Content」と入力します。
  3. 「Structured Content (JSON-LD) #wpsc」をインストールし、有効化します。
STEP
記事の編集画面でブロックを追加
  1. FAQを挿入したい記事(固定ページや投稿)の編集画面を開きます。
  2. ブロック追加ボタン(「+」マーク)をクリックし、検索窓に「FAQ」と入力するか、一覧から「FAQ」ブロックを選択して配置します。
STEP
STEP 3:質問と回答の入力
  1. 画面上に「Title (optional)」「Question」「Answer」の入力欄が表示されます。
  2. 「Question」に質問を、「Answer」に回答を入力します。
  3. 項目を増やしたい場合は、「Add Question」ボタンをクリックするだけで簡単に追加できます。
  4. 入力が完了したら、記事を公開(または更新)します。

これで実装は完了です。表向きはシンプルなQ&Aとして表示されますが、裏側(ソースコード)にはAIや検索エンジンが読み取れる形式(JSON-LD)でデータが自動出力されています。

3. AIに引用されやすくなる「FAQの書き方」のコツ

ただ設定するだけでなく、AI検索に「役立つ情報だ」と判断して引用してもらうためには、書き方に少しコツがあります。

  • 質問文は「自然な疑問文」にする ×「当社の料金について」 ○「〇〇の初期費用はいくらですか?」や「〇〇は無料で使えますか?」といった、ユーザーが検索窓に打ち込む自然な文章にします。
  • 回答文は「結論から簡潔に」書く AIは前置きの長い文章よりも、ズバリと結論を答えている文章を抽出しやすい傾向があります。「はい、初期費用は〇〇円です。」と1文目で結論を書きましょう。
  • 宣伝ではなく「事実のみ」を記載する FAQの構造化データ内に過度な宣伝文句やキャンペーン情報を含めることは、Googleのガイドライン違反となるリスクがあります。客観的な事実やルールを記載してください。

4. 正しく設定できたか確認する(テスト方法)

記事を公開したら、設定した構造化データが検索エンジンに正しく認識されているかテストしてみましょう。

  1. Google公式の無料ツール「リッチリザルト テスト」にアクセスします。
  2. 公開した記事のURLを入力し、「URLをテスト」をクリックします。
  3. 検証が完了し、検出された項目に「よくある質問」が有効(緑色のチェックマーク)と表示されていれば、実装は大成功です!

まとめ

今回は、WordPressプラグイン「Structured Content」を使って、専門知識ゼロからFAQのJSON-LDを実装する方法をご紹介しました。

手順のおさらい

  1. プラグインをインストール・有効化する。
  2. 記事作成画面で「FAQブロック」を配置する。
  3. 質問と回答を入力して公開し、リッチリザルトテストで確認する。

一度やり方を覚えてしまえば、今後の記事作成で簡単にAI向けのアピールができるようになります。
また、今回紹介したStructured Contentは、FAQ以外にも「求人(JobPosting)」や「イベント(Event)」などの構造化データ出力にも対応しています。自社サイトの目的に合わせて、ぜひ様々な場面で活用してみてください。

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